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糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?

糸映画キャスト子役誰?相関図も徹底紹介!
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今回は糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?という事でお伝えして行きたいと思います。

いよいよ、映画『糸』が公開される8月に突入致しました。

当初は2020年4月24日に公開予定でしたが新型コロナウイルスの影響で長らく延期を余儀なくされておりました。

そして、ようやく2020年8月21日(金)に公開予定と成った訳ですが。

その前に8月12日(水)に特別先行上映する事が決まりました。

待ちわびた方には朗報ですね!

と言う事で今回は糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?という事でお伝えして行きたいと思います。

 

糸映画結末ネタバレ「第四章縫うべき糸」

大きく四つの章で構成されているこの作品。

今回は後半から結末までの要所要所をピックアップしてお伝えして行きたいと思います。

 

高橋漣チーズが認められ東京に出張(平成最後の日)

糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?

香が亡くなってから4年、漣は7歳に成った娘の結と穏やかに暮らしていました。

再婚話などにも目もくれず、漣は結とチーズ作りにすべての愛情を注ぐ日々を送っていました。

漣はチーズを完成させましたがまだ納得できるチーズとは言えませんでした。

『チーズ国際コンクール』も落選続きでしたがたまたまこの失敗チーズをフードプロセッサーにかけた所、それを結が舐めるのですが意外にも「美味しい」の一言。

それを改良して”フロマージュ・フレ”が完成、店に出すとそこそこ評判になり地方から来るお客様など地味にファンが付きはじめてきます。

通販を始めてみるとまた、そこそこ売れてきました。

 

失敗作が世界に認められる

ある日、一本の電話が入ります、それは東京のミシュランの三ツ星レストランが漣のチーズを使いたいという申し出でした。

八年間も挑戦し続け落選し続けた『チーズ国際コンクール』でしたが全く予期せぬ形で漣は世界に認められるの事に成るのでした。

そして三ツ星レストラン主催の試食会の為、漣は東京のホテルに向かいます。

「失敗作が世界に認められるなんて、自分らしいです」

試食会が終わると漣はオーナーに電話を掛けました。

新宿のホテルを出て漣は街を歩きました。

見上げると飛行機雲が空にグングンと伸びていました。

 

園田葵再びシンガポールへ、、、(平成最後の日)

糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?

一方の葵はシンガポールの一件から片付けを済ませ東京に戻ってきました。

昔住んだ事のある下北沢にほど近い梅ヶ丘に住み始めます。

かつてお世話に成った中目黒のネイルサロンはすでに存在せず、貯金も底をつき始めていました。

手っ取り早くネットの求人サイトで新宿のネイルサロンを見つけ面接に行くなり即採用されます。

ネイルの施術料金はシンガポールの四分の一程度で葵の給料は二十万円でした。

シンガポールでのネイルサロン経営の経験をひけらかす事無く葵は契約社員に徹し、今は充電期間なのだと自分に言い聞かせる日々を送っていました。

 

何かをの探して

仕事が終わると葵は東京の街を歩きました。

自分の人生に今まで何が起こって来たのか、頭の中を整理したかったのです。

十数年前の葵の知っている東京の風景と今の様変わりした景色とを照らし合わせるのですが何の郷愁も沸いて来ません。

今の東京は葵に取って何もない場所でしかなく、帰るべき場所では無い事を悟って行くのでした。

そんな日々を過ごし約一年がたったある日。

 

「探しましたよ」

ネイルサロンのスタッフ達のお弁当を買い出しに出掛けた葵を待ち伏せていたかの様に男が「探しましたよ」と声を掛け近ずいて来たのです。

それは、シンガポールで起業した際に運転手として引き抜き、葵の事を慕い良く働いてくれたかつての部下冴島亮太でした。

冴島は葵が会社を清算した後も現地に残り、へこたれずにエステの会社を立ち上げ成功させ葵を迎えに来たというのです。

「シンガポールで待ってます」と冴島はオープンチケットを葵に手渡すと。

「人は出会うべき時に出会う人に会うんだと思います。僕に取ってそれは葵さんだったんです。」

と言うと冴島はタクシーに乗り込み慌ただしく葵の下を去って行きました。

 

冴島をこれ以上待たせたくない

それから数週間が経ち葵は飛行機雲を見あげ、スーツケースを引いていました。

糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?

「冴島をこれ以上待たせたくない」葵はシンガポールでの日々を回想していました。

七年間仕事を共にし、成功した時も、失敗した時もいつも冴島が隣に居ました。

シンガポールの件は葵にとってもありがたい話でした。

故に冴島に会いに行こうと決心しスーツケースを引いて歩いているのですが。

何故だかどこか”ためらう”自分を感じつつ、何度も立ち止まっては飛行機雲ばかり見あげていました。

 

羽田空港へ

再び決心し直し、羽田空港に向かうためタクシーに乗り込み、飛行機の時刻を確認しようとスマホのポータルサイトを開いた瞬間に見覚えのある懐かしい顔に眼が留まります。

それは、美瑛で義父に虐待を受けていた中学生の頃、食事も与えられていなかった葵に無償で食事を提供してくれていた近所のおあばさん村田節子その人で。

『子供たちに温かい食事を。無償で提供し続ける北海道の子ども食堂先駆け』と言う内容の記事と動画でした。

その動画の最後に「初めて私が食事を与えた、あの時の女の子、今、何してんだろうね。もう一度会ってみたいよ。」と村田節子が語っていたのでした。

 

園田葵針路変更美瑛へ(平成最後の日)帰る場所を探していた

平成最後の日、葵が向かったのは村田節子の家でした。

「色々な事が有って、今も大した事はしてないけど、元気です」

「失敗もしたけど、失敗した事を学びました。今は栄養補給中。まだ行きます。まだ三十歳だから」すると。

おもむろに村田節子は立ち上がり葵の食事の仕度をしだすのでした。

しばらくすると、ご飯と卵焼きとウインナーと味噌汁が葵の前に並べられます。

昔と変わらないメニューでした。

「いただきます」葵は味噌汁を一口含むと懐かしさが込み上げてきます。

ウインナー、卵焼き、ご飯を頬張る葵。

止まらない、あの時と同じ変わらない味でした。

「なんでこんなにおいしいんだろう」

「色々な所で働いて、美味しい物だっていっぱい食べたはずなのに。なんでだろう、このご飯が一番おいしい。帰って来たと思う。帰ってくる場所なんて無かったはずなのに」

口を突いて思わず発していました。

「お帰り」聞いた事の無い様な優しい口調で節子が言いました。

葵の目からは涙が溢れ出し背中も震えていました。

 

背中から小さく抱きしめてくれる大きなぬくもり

その背中がそっと抱きしめられました。

やわらかかった。昔、待望していた、母親に抱きしめられるというのは、こう言う事なのでは無いのかと葵は夢想しました。

節子では無く、女の子でした。

この家に来ていた女の子がそっと葵の背中を抱きしめていたのでした。

「泣いている人がいたら、抱きしめてあげなさい」

女の子が言いました。

「お母さんに言われてたから」

「、、、、、良いお母さんだね」葵は涙を拭きました。

女の子は満面の笑みを浮かべて「うん!」とうなずきました。

 

過ぎ去った時を思う

その後葵は自分の食べた食器と子供達の分をまとめて洗っていると。

「自分たちでやらせればいいんだよ、そんなの」と節子。

「やらせてください」と葵、、、そんなやり取りをしていると。

「駄目。一人一個だからね。」声の主は抱きしめてくれた女の子でした。

女の子はチーズを配っていて子供達が群がっていました。

「あの子は、父親のチーズ工房のチーズを届けに来ただけだ」節子の言葉を聞いた瞬間、葵は女の子の顔を凝視します。

「あれ?お父さん、なんで?」窓の外を見るや女の子は駆け出しました。

葵は食器を洗う水を止め、手も拭かず駆け出しました。

女の子は父親の腕にしがみつくようにじゃれていました。

父親の顔を見ると予感は当たっていました、間違えなくその父親は漣でした。

歩み出そうとした瞬間「あの子のお母さん。亡くなってるんだ」いつの間にか節子が背後に居ました。

それ以上追い掛ける事は出来ず葵は目をつぶりました。

漣の子供に抱きしめられたぬくもりが背中にまだ残っていました。

 

高橋漣予定変更美瑛に帰宅(平成最後の日)

時代の最後の日は大切な人と過ごすべき

その日は平成最後の日で漣は夜は竹原と飲み明かす予定でした。

竹原との待ち合わせ場所に行くと竹原が「あなたにとって平成という時代はどういうものでしたか?!」と言うインタビュうに答えていました。

それをみた漣は気が変わってしまいました。

インタビューを終えた竹原を見ると3,11の時にPTSDを患ってしまった妻利子が傍らで竹原の手を弱々しくもしっかりと組んでいたからです。

「帰ろう。時代の最後の日は、大切な人と過ごすべきだ。」

「また来るよ。お前と利子さんにはまた会いたい。でも今日は北海道に帰る。そう思うんだ。」

竹原にそう告げて羽田行きのリムジンバスに乗りました。

チケットは簡単に取れ昼過ぎには旭川空港に着きました。

漣は東京に泊まる予定だったので結は上富良野の両親の家に預けていました。

結はこの日どうしてもチーズ工房に行きたいとせがんだので父親が車で送った様です。

チーズ工房のに行くと結は居ませんでした。

結は近所のおばあさんの家にチーズを届けたかったらしく、漣のチーズを食べてもらいたかったらしく、結はチーズを持って駆け出したらしいのです。

オーナーは漣の父に「私が結ちゃんを家まで送り届ますから」と申し出た様なのです。

漣の父親は安心して結を任せました。

東京からチーズ工房に戻って来た漣をその場にいた全員が褒め称え工房は笑顔が溢れていました。

漣は近所のおばあさんの家に結を迎えに行きました。

おばあさんの家に行くと結が駆け出してきました。

「結の顔が見たくて帰って来た。平成最後の日だしな。」と漣は言いました。

結しか見ていませんでした。

 

欠落している何か

東京から帰って来た漣の為に、チーズ工房皆が簡易パーティーをしてくれました。

”こんなに幸せな日は無い、側には結がいて、オーナーと仲間たちがいる。”

”今まで有った全ての人々のおかげで、俺は今ここにいる。”漣は感慨にふけりました。

ではなぜ、ここで働き始めたのだろう、、、そんな疑問がよぎりました。

遠くに美瑛の丘が見えました。すると心の奥にしまっていた引き出しが突然ひらいたような気がしました。

新宿の路上で寄り添うように手を握る竹原と利子の事もなぜか脳裏に浮かんだのでした。

これ以上望むものも無いのに、平成最後の日を大切な人たちと過ごしているのに、、、

欠落している何かを漣は感じていました。

 

結と香

結が話しかけてきました。

「さっきね、泣いている人がいたから抱きしめてあげたの」

「そしたらね、いいお母さんね、だって。褒められちゃった。」

「その人ね、あのおばあさんの所で、初めてご飯を食べた人なんだって」

漣は急に立ち上がり一目散に駆け出しました。

結は驚いていました。

結はこんな漣を観たのは初めてでした、自分の感情のおもむくままに走っている、結は嬉しくなりました。

突然走り出した漣はまるで少年のようでチーズ工房の人達は唖然としていました。

いつも優しいオーナーが思わず呼び止めました。

「どうした、漣」

「結を頼みます」

「どこ行くんだ!」

大声に漣は立ち止まりました。

「ですよね。どこ行くつもりだったんだ」自分に問いかける様に言いました。

なに止まってんだよ、高橋漣。

結は心の中でなぜか父親をフルネームで呼んでいました。

そしてどんぐりを掴んみ気付いたら投げていました。

漣は、まるでうしろから殴られたような顔で大げさに振り向きました。

そして結は悪戯っぽい笑みを浮かべて言いました。

「命中」

まるであの時の香のようでした。

瞬間、弾けるように漣は走っていました。

体が勝手にハシリ、車に乗り込み、アクセルを踏んみまっしぐらに突き進みました。

心の奥にしまっていた引き出しが全開して、次々と溢れ出してきます。

”行けよ、漣。”

言葉はどこか遠くから聴こえた気がした、自分の声でした。

遠くの世界と繋がっているような響きがしました。

もう何の躊躇も有りません。

背中がさらに押されているような気がしました。

そして漣はもう一度口に出しました。

行けよ、漣。

 

葵と漣それぞれ美瑛から函館へ(平成最後の日)

これからどこへ行こう。

漣と最後に会ったのは九年前でした。

漣は漣の人生を生きて来たのだろう。

子供は可愛い女の子だった。

私も私の人生を生きて来た。

葵は自分を鼓舞しました。

帰ってくる場所が一つだけあった、それだけで充分だした。

すると、フェリーが頭に浮かびまし。

引き離されて乗れなかった船、数年後漣が叔父の所へ連れていってくれた時も遠くにフェリーが見えました。

「函館からフェリーに乗ってみたいんです」節子に告げると美瑛から旭川に列車で行き、札幌行きの急行に乗り込みましだ。

函館から一人でフェリーに乗る。

平成最後の日の自分にふさわしいではないか。

 

葵を追いかける漣

漣は節子の所へ向かいました。

「帰ったよ。フェリーに乗ってみたいって言ってたね。」

漣は外へ出ていた、フェリーと聞いて函館だと解った、それ以外に考えられませんでした。

列車では間に合わない、漣は再び車に乗り込みます。

今会わなければもう二度と会えない気がしました。

 

車中の葵

函館行きの車中、葵はスマホで冴島宛にメールを書いていました。

シンガポールに行くつもりでスーツケースを持って出かけたが、私はいま北海道に居る、言い訳を書き綴っていました。

書いていると、色々な思いが廻って来ます。

”北海道に戻りたい。ひんやりとした懐かしい風に包まれて、あの場所で生きて行きたい。抱きしめられた背中のぬくもりを感じて生きて行きたい。”

かなわない事はわかっていた、あまりに時が流れ過ぎていた。

もう一つ気付いた事が有る”私はもう遠い異国には行かないだろう。”

葵はメールを全文消去し、一言だけ「ごめんね」と書き送信しました。

 

祈る漣

漣はアクセルを不踏み込んだ。

富良野の山の中を走り、滝川から高速道路に入ります。

”、、、生きていれば必ず何かに繋がる。そういう風にできてんだろ。世の中って。そうだろう?”漣は心の中で祈りました。

”だからお願いします。今日だけは間に合ってください。平成最後の日だけは。漣はさらにアクセルを踏み込んだ。

 

函館港~葵

”平成もあと十分となりました。皆さんと共に新しい時代を迎えましょう。”司会者がマイクで叫んでいました。

函館の港も平成最後のイベントが行われ大勢の人で賑わっていました。

葵は人込みを抜け停泊しているフェリーに向かいます。

”どうかこれからの自分の旅立ちにふさわしい出航でありますように。”

葵は願い、フェリーに乗り込みました。

「園田!」何処か遠い場所から聴こえた気がします。

葵はタラップを駆け降り人波の中を走りました。

声がしたほうへ、あの声がしたほうへ。

衝動というのはこういうものか、身体が勝手に動いていました。

しかし、そこにはカウントダウンを待つ若者たちがひしめいているだけでした。

葵は苦笑した。

心の赴くままに駆け出したのは久しぶりでした。

自分にはこんな力がまだ残っていたらしい。

私はそれを望んでいたのだ。

なにもかも投げ捨てて走っていく場所を。

時の流れに置いてきたあの場所を。

葵は息をついた、再びタラップを登っていった。

 

葵を見つけた漣

その背中を漣はたしかに見た。

「葵ちゃん!」

名前を叫んだ、車を港脇の駐車場に停車して走ってきた。

長い時間運転し続けていたので足がもつれているしかも人が大勢いるなかなかたどり着けないカウントダウンも始まった。

だからいっそう強く叫んだ。

大切なものを引き寄せるために、心の底から叫んだ。

「葵!」

 

漣だった。

たしかに漣だった、人波の中をもまれながら走ってくる、幻聴でも幻覚でもない。

漣がいる。

カウントダウンが最高潮に達している、でもその声は確実に葵の耳に届いた。

出航の汽笛が鳴った瞬間、葵はスーツケースを投げた。

そして、飛んだ。

夜空をどこまでも飛んだ、本当はちょっとジャンプしただけかもしれない、どうでもいい、身体が勝手に躍動していた。

その時、平成が終わった。

うなるような地響きがした、人々が一斉に歓喜の声をあげたのだ。

漣の姿が見えなくなった、漣も葵を見失ったようだ。

フェリーにまだ乗っていると思い込んでいるようだ、出航したフェリーを追いかけている。

桟橋を少年のように猛進していく、葵は追った。

ここに辿り着くために遠い世界を回ってきたのだ。

ここに辿り着くためには、まず反対方向に歩み出さなければならなかったのだ。

その先には漣がいたのだ。

確信を得たように葵は突き進んだ。

なぜめぐり逢うのかを私たちはなにも知らない。

今、私は再び巡り合うために世界を駆け抜ける。

なんの躊躇もなかった、背中が近づいた。

フェリーは桟橋を離れた、汽笛が再び鳴った瞬間、立ち尽くす漣の手を掴んだ。

離さない、握ったこの手はもう絶対離さない。

 

うしろから手を握られた瞬間、それが誰だか漣は瞬時にわかった。

その手はほんのりと温かかった。

時の流れを越えて、多くのものに背中を押され、引き離されたものが再び繋がったのだ。

逢うべき糸に。

振り向くと、果たして、園田葵が立っていた。

走ってきた葵は、息が切れていた。

葵は、そんな自分を見て、漣がなにを言うのか、口にする前からわかった気がした。

桟橋の先にいるのは漣と葵だけだった。

漣が葵にかけた言葉は、葵にしか聞こえなかった、

葵は漣に抱き着いた。漣は葵を抱きしめた。

もうすでに新しい時代は始まっていた。

 

糸映画葵と漣のキスシーンはラストにある?

ラストにキスシーンが有るかどうか気に成る方も多いのでは無いでしょうか。

ノベライズを読み終えた感想ですが私はキスシーンはないのではないかと思いました。

それ以上に私が気に成ったのは

”漣が葵にかけた言葉は、葵にしか聞こえなかった”

と言う、漣の言葉です。

漣は何を葵に言ったのでしょうか?!

それは恐らく葵が一番喜ぶ言葉であり、無いよりも嬉しい言葉だったのでは無いかと私は思います。

 

葵が一番喜ぶ何よりも嬉しい言葉

シンガポールから日本に帰った葵は何かを探していました。

でもその何かは東京にはない事を悟ります。

そして又、その何かを求めて冴島の誘いにより再びシンガポールに向かおうと羽田に向かうのですが北海道に針路変更してしまいます。

そして元実家の近所にいたおばあさん村田節子のご飯を十数年ぶりに食べさせてもらった時に思わず。

「なんでこんなにおいしいんだろう」「色々な所で働いて、美味しい物だっていっぱい食べたはずなのに。なんでだろう、このご飯が一番おいしい。帰って来たと思う。帰ってくる場所なんて無かったはずなのに」

と口を突いて思わず発してしまうのでした。

更に函館行きの列車の車中では

”北海道に戻りたい。ひんやりとした懐かしい風に包まれて、あの場所で生きて行きたい。抱きしめられた背中のぬくもりを感じて生きて行きたい。”

かなわない事はわかっていた、あまりに時が流れ過ぎていた。

と心境の変化を吐露しておきます。

と言う事で、私が思うに漣が言った葵にしか聞こえなかった言葉は、、、

「お帰り」

だったのでは無いでしょうか。

と言う事で、、、

脚本とノベライズともに林民夫さんが担当しているとの事ですので恐らく映画の方も高い割合でノベライズを再現してくれるのかとは思いますが。

良い意味裏切って欲しいなと思う所も正直ありますね。

ともあれ、キスシーンは映画を観るまでのお楽しみですね!

 

まとめ

今回は糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?という事でお伝えして参りました。

他にもこの映画についての情報に触れるに伴い皆さんも気に成る点がいくつかあるのでは無いでしょうか。

水島はどうなって行くのか。

後藤弓と結婚したはずの竹原直樹は山田利子と何故再婚したのか。

高橋漣の両親は劇中には出て来ないのか、出てくるなら誰が役をやるのか?

など、私は少々気に成っております。

わかり次第追記して行きたいと思います。

今回は糸映画結末ネタバレ!葵と漣のキスシーンはラストにある?という事でお伝えして参りました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。