理容師新人ブロガーのHIROです。
普段私は都内でヘアサロンを営んで居ります
私もこの業界に携わって二十数年に成りますので沢山のお客様を見てきました。
その中でも今日は理容師をやっていて困ったお客様三例と言う事でお送りしたいと思います。
本当に沢山有るんですけど今回は厳選して3つ程お送りしたいと思います。
目次
理容師をやっていて困ったお客様三例
美容院の予約で困るお客様とは?予約をドタキャンするお客
無断キャンセルはとても困ります。
特に土日祝日等の朝一の大人気の時間に連絡も無くキャンセルされてしまうと勿論売り上げが立たないですし。
その時間希望だった他のお客様申し訳ない気持ちでいっぱいに成ります。
おそらく寝坊のお客様
ご来店の時刻に電話が掛かって来て「急に仕事が入っちゃって」とか。
本当にそういう人もいるかと思うのですが、、、
大体の方が物凄い眠そうな寝起きの声の事が多く、、、
もしも私だったら「スミマセン今起きました、、、この後どこか空いてませんよね~?!本当に申し訳ありません!!」
という展開に持って行きます。
その方が理美容師さん達も「しょうがないな~!!」
と心の中でも許してくれるのではないかな~と私は思います。
*勿論毎回はだめですよ~!!
施術中とにかく動く人
”うなずき”が激しい
”ショートヘアー”特にメンズの細かいソフトモヒカンなんかカットしている際。
この”うなずき”が激しいと綺麗に面を整えていも表面に穴が空いてしまう事が有り。
台無しになってしまう事がある。
せっかくの楽しい会話も強制終了。
切り直しに成ってしまう事もあります。
斜め上を見上げる
普段は私も会話をしながら何か思い出したいときは斜め上を見る癖はあります。
しかし自分のカット中は幼い頃から頭を動かすと 「床屋さんが上手く切れない」と思ったものです。
ワンレングスボブの様なカットや女性のミディアムレングスのヘアー等左右対称のスタイルの際。
この動きをされますと左右が非対称に成る恐れが有りますのでご用心を。
船を漕ぐ
眠気と言うのは中々止められない欲求です。
特に細かいパーマ、とにかく短く細かい作業の時などで落差の有る「ガクン!」
と落ちる様な船を漕がれてしまうと時間が二倍も三倍も掛かってしまう時が有ります。
施術箇所を見たがる
こういう方も多いですね。
施術箇所を見るために鏡に平行に頭を回してしまい何度顔を正面に直しても又、頭を回して見ようとしてしまうお客様。
施術箇所を触りたがる
鋏を入れるたびに手で髪を梳かしては「もうちょっとこうして!」という感じ。
余計に時間が掛かってしまう事が多いです。
指揮者みたいになっちゃう
好物な話を振られ興奮してくると次第にクロスがお湯が沸騰する前の様に動き出し。
最後はオーケストラの指揮者の様に成ってしまい施術が出来なく成ってしまう事も、、、。
↑この事例は極めて少ないです。
シャンプーの際に困る人
、シャンプーの時に頭を浮かす人。
うちは今でもサイドシャンプ(旧バックシャンプー)で対応させて頂いております。
最近ではフランス式のバックシャンプーと言うのが巷では主流です。
私個人としてはサイドシャンプーが好きです。
何故ならサイドシャンプーは一番お客様に快感を与えられるからです。
このサイドシャンプーの際も実は”困るポイント”が有ります。
私たちが一番やりやすいお客様はシャンプーの際。
全身の力を抜いて決して重力に逆らわないお客様です。
サイドシャンプーと言う技術は「如何にお客様を気持ちよくさせるか?!」
と言う所に特化した技術だと思います。
特にネープと言って高等部首の上辺りを洗う際お客様の重力を利用する事で。
絶妙な快感を与える事が出来るのですが。
ネープを洗う際に首の力を使って頭を持ち上げてしまわれると。
程よい力が入らず只撫でているような感触に成り「これ本当に気持ちいいのかな?!」
と思ってしまいます。
まだシャンプーマッサージ中は良いんですけど。
お流しの際が一苦労です。
サイドシャンプーの際ネープのお流しの際シャワーヘッドお湯の吹き出し口は天井の方向。
真上を向いています。
この際に頭を天井方向に上げてしまうとお湯が噴水してしまいそうで非常に危険です。
おまけに首に力が入ると首が筋張り。
その筋張った首を伝ってお湯がシャンプークロスの中の衣服を濡らしかねません。
まとめ
最後までご観覧頂き誠に有りがとうございます。
一つでも心当たりの有る方がいらっしゃいましたら少しずつでも気を付けて改善して頂ければ幸いでございます。
きっといつもの担当理・美容師さんも「今日の○○さんいつもよりやりやすい!!」
と思ってもらえてより快適な施術時間に成るかも知れませんね~!!